いつの間にかマスターイメージ3Dが特許訴訟で負けてREAL D社に買収されて会社が無くなっていた

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』どの映画館で見るべきかの記事を書くために3D上映について調べ直していてMasterImage 3D社のウェブサイトが無くなっているのに気付きました。
どうしてなくなっているのか、調べたところ2016年にMasterImage社のHorizo​​n 3DシステムがRealD社の特許を侵害しているとして、MasterImage社のシステムの米国への輸入および販売を禁止されました。

RealD Wins Patent Infringement Lawsuit Against MasterImage 3D(RealD PR Newswire 2016)

その流れで、RealDがMasterImageの3D資産と技術を買収することになったそうです。

RealD Acquires MasterImage 3D Assets And Technology (RealD PR Newswire 2017)

と、いうわけで、普通の映画館の3D上映で、使い捨て偏光3Dメガネを使う方式はREAL D方式で統一されたようです。
IMAXはIMAXデジタルとIMAXレーザーで使い捨て偏光3Dメガネが違うと言う問題がありますが、REAL D用・IMAXデジタル用・IMAXレーザー用の3つの使い捨て偏光3Dメガネを揃えて取っておいて再利用すれば使い捨て偏光3Dメガネ料金を払わずに済みます。使い捨て偏光3Dメガネは貧弱で、持ち運ぶのにハードケースを買った方が良いので、3D鑑賞の機会が少ない現在では、都度買った方が楽です。
※3Dメガネが高価な液晶シャッター方式、ドルビー3D方式、IMAXレーザーGT方式は3Dメガネは使い捨てでは無く出口で回収されます。

|

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』どの映画館で見るべきか

12月19日公開『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』どの映画館で見るのが良いか、質問される時期が来ました。
このページの情報は新情報が入り次第更新します。

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の上映スペックは、映像は『4K』『3D』『HFR48fps』、音響はDolby ATMOS又はIMAX 12ch(対応館のみ)となります。
日本版のYouTubeに掲載されている予告は2Kですが、オリジナルの予告は4Kで掲載なので、オリジナルの予告編を



予告の最後には『The IMAX 3D Experience』の表示


そしてプレミアム3D上映として『Dolby Cinema』『4DX』『CINEMARK XD』『REAL D 3D』『SCREEN X』の表示があります。(日本の予告にはありません)


オリジナルの予告編で一番推している(プロモーション費用をかけている)のがIMAX 3Dということになります。11月1日現在の情報では、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」上映の時に映画館マニアの間では問題となった、日本版は2K上映になる問題が解決されたという情報は入手出来ておりませんので、おそらく日本のIMAXレーザーは2K・HFR上映となると推測されます。
ドルビーシネマは4K・HFR・HDR(ドルビービジョン)・ドルビーアトモスというフルスペックの上映ですので、日本の上映では一番綺麗な映像を楽しめます。オススメ。 『CINEMARK XD』は米国のシネコンCINEMARKのプレミアムスクリーンですので日本には関係ありません。 『REAL D 3D』は3D上映方式で円偏光3Dメガネをかけて見る方式。『SCREEN X』は3面スクリーン上映(ただし3D上映は正面スクリーンのみとなっています)。

2022年の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」上映時に作った比較表。

|

このブログ(ココログ)のhttps化を11月中に実施します(→11/9に実施しました)

「Google Chrome 154」から「HTTP」サイトには警告、猶予は1年(窓の杜)

というわけで、画像などのリンク先がhttpで記載していたために、修正が面倒でやりたくなかったhttps化をやらないとならなくなったようです。
11月中に実施しますが、全部のページの修正は無理で、画像が表示されない、リンク先がないなどの不具合が出ます。

大変お手数ですが、表示されないページ、画像、リンク切れがありましたらこちらのウェブフォームからURLをお知らせ下さい。
よろしくお願いします。

|

ホームページ移行作業ほぼ完了したので、2025年10月28日で旧サイト閉鎖

@niftyホームページサービス ミニ9月末で終了に伴う、ホームページ移行作業中です(9〜10月)に書いていたホームページ移行作業がほぼ完了しました。
何に使っていたのか、旧サイトでは約1.5GB(1516.53MB)も容量を使っていたので、容量1GBのライトプランへの変更で読まれていないページを削除しました。

あと、Shift_JISで書かれていたほとんどのページをUTF-8に書き換えたり、ニフティホームページサービスがhttps対応になるので、今まで手打ちHTMLで動作確認が楽な絶対パスで書いていた画像ファイルのURLを相対パスに書き換えたり、テキストエディタでの作業が大変でした。まだ終わらずに絶対パスが残ってしまっているのですが、10月末までに旧サイトを削除(閉鎖)しないと料金が発生してしまうので、ある程度妥協して、移行を優先させました。
今まで書いたことも無かった.htaccessを使って301エラーを返してリダイレクトするテキストファイルも手打ちで作りました。
2025年10月28日で旧サイト閉鎖するまでは、旧サイトのほとんどのページにアクセスすると自動的に新サイトに転移するようになっていますが、旧サイトを解約すると、新サイトへの転移が行われず「404 Not Found」と表示されるようになります。
新サイトへのブックマークの変更をお願いします。


|

映像から時代考証まで全てフェイクの実写映画版『秒速5センチメートル』


映画館で予告(特報)を観た時から露光がおかしくて映像が汚いと思っていた実写映画版『秒速5センチメートル』が公開されましたので、割引使って1300円と2時間無駄にするために観に行きました。批判しか書きませんので、実写映画版を観て良かったと思う人はこれから先は決して読まないで下さい。

» 続きを読む

|

«『アバター』AVATAR(ジェームズ・キャメロン)ドルビーシネマ3D版