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映画「オッペンハイマー」イオンシネマでは額縁上映となる上映館あり。事前に電話確認を

クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』をどこで見るべきかの関連記事です。

オッペンハイマーは70mmフィルムサイズの4Kマスターの映画です。今回の映画から、フラット(ビスタ)コンテナ版とスコープコンテナ版の2仕様が作られるため、一部上映館を除き額縁上映が回避されます。一部上映館とは、丸の内ピカデリーのドルビーシネマのような最大サイズがビスタでもシネスコでもないスクリーンを張っている映画館で、ビスタでもシネスコでも余白(余黒)が表示される映画館では、映写技師が映写サイズを調整しない限り額縁上映となります。
イオンシネマの上映スケジュールを見るとイオンシネマ全館で「当館はシネマスコープサイズでの上映となります」という注意書きが記載されています。

意味が分からないので、イオンシネマに確認したところ『イオンシネマでは、全館スコープコンテナ版DCPを使用して上映する』という意味だそうで、旧ワーナー・マイカル・シネマズからイオンシネマになった上映館に多い、ビスタサイズのスクリーンの上映館では『額縁上映になります』とのこと。
イオンシネマは座席表にスクリーンサイズが記載されていないため、額縁上映か否かを確認するには鑑賞予定のイオンシネマに電話して係員を呼び出し、○日の○時○分の上映は額縁上映では無いかどうかを問い合わせないと分かりません。
せっかく配給会社が、ビスタサイズスクリーン(レターボックス)用とシネスコスクリーン(ピラーボックス)用の2つのDCPを作ってくれたのに、活用せずに額縁上映を行うイオンシネマは残念です。

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