『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(庵野秀明)
[2021年カラー/配給=東宝・東映・カラー/151分+(冒頭)これまでのヱヴァンゲリヲン新劇場版3分41秒]
1回目EVANGELION:3.0+1.0=シネスコ/2K DCP 5.1ch/★(1/5)
2回目EVANGELION:3.0+1.01=シネスコ/2K DCP DLP 5.1ch/★(1/5)
◆1997年3月15日に釧路シネマアポロンで「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」を見てから24年。あのとき見知らぬ人と右の映写機と左の映写機が切り替わると音が変わるんですよと話した思い出があります。何度も引越をしてエヴァンゲリオン劇場版を見てきた映画館も変わりました。シリーズのプロデューサーであるキングレコードの大月俊倫さんは業界を引退し「スターチャイルドレコード」レーベルも無くなりました。ようやく完結となった本作を観た感想としては、どうしてコレを24年前に作れなかったのかなという事しかありません。この無駄が多い内容に2時間半かける必要は全くなく1時間はカットできるなと思いました。今作は意外性が全くなく「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の焼き直しで、ちょっとベクトルが変わっただけなんですよね。せめて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の2年後ぐらいの公開なら許せたのですが、9年後ですから拗らせすぎでしょう。及川眠子さん作詞の「魂のルフラン」の世界感にエヴァンゲリオン劇場版は1回も勝てずに終わりました。
2Kシネスコ・5.1chマスターですので、でかいシネスコスクリーンの映画館選べば十分満足で、わざわざIMAXデジタルで見る必要はない感じでした。
(2回目追記)
『EVA-EXTRA-EXTRA』目当てに2回目観ました。が、途中、寝ました。やはりどうでもいいシーンが多すぎて終わりのゲンドウ・シンジ親子のところを抜き出して30分アニメで良かったんじゃない感が。
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