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「DOLBY ATMOS」「dts:X」「dts VIRTUAL:X」対応のサウンドバー『パナソニックSC-HTB01』を試す


パナソニックより「DOLBY ATMOS」「dts:X」「dts VIRTUAL:X」対応のサウンドバー『SC-HTB01』が発売されたので試してみました。
前から使っているヤマハYAS-108との比較になります。


実売価格22,000円のヤマハYAS-108(下)と実売価格44,800円のSC-HTB01(上)。
SC-HTB01はYAS-108のおおよそ半分の大きさですがACアダプタが大きいので設置の際にはACアダプタの設置スペースやHDMIケーブルの奥行きも考慮する必要があります。
ちなみにYAS-108は電源内蔵型で、HDMI端子も底面にあるためケーブルは必要最小限のスペースで済みます。


SC-HTB01の接続端子アナログ入力が無いので注意が必要です。ちなみにYAS-108はアナログ入力(ステレオミニジャック)があります。


MacBook ProにHDMIアダプタをつないでAudirvana Plus3.2でスペックを確認すると、ハイレゾ対応だけあってサンプリング周波数192kHzまでの対応のようです。

試聴した感想ですが、音質、サラウンド感共に実売価格22,000円のヤマハYAS-108の圧勝です。
せっかくのバーチャルサラウンドシステムなのにSC-HTB01は、サラウンドが控えめでいまいちです。価格が倍するのですから、サラウンドが派手なモードも搭載してほしかった。ちなみに「dts VIRTUAL:X」を強制的に作動させるモードは搭載されていないため、例えばステレオ音声(リニアPCM2ch等)のソースは「3Dサラウンド」のリモコンボタンを押してもバーチャルサラウンドは効かず、そのまま2.1ch再生になります。何のために「dts VIRTUAL:X」を搭載しているのか分からない仕様のスピーカーになっています。
利点は省スペースだけですね。SC-HTB01のDOLBY ATMOSよりも、ヤマハYAS-108のdts VIRTUAL:Xの方が立体感がある音響になります。
ヤマハYAS-108ではdts VIRTUAL:Xにするとサウンドがイコライザ処理でワイドレンジ化されるのですが、SC-HTB01ではそういった処理はされていないようです。



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