2001年宇宙の旅 2001: A SPACE ODYSSEY(スタンリー・キューブリック)
[1968年米国/配給=ワーナー/2時間24分(休憩15分含む)/字幕=手描き風フォント縁取りあり]
スタンダードサイズスクリーンにシネスコ2.20 : 1レターボックス上映 /IMAX次世代レーザー/IMAX 4Kデジタル 6ch/★★★★★(5/5)
◆どうしてもスケジュールが合わなくて国立映画アーカイブで行われた70mm上映は残念ながら観ることができなかったのですが、何とかIMAXデジタル上映は観ることができました。10月は体調を崩していたので、一時は観ることを断念しようかと思っていたのですが、観て良かった。
私が2001年宇宙の旅を初めて観たのは、演劇用のホール「ル・テアトル銀座」で行われた2001年の上映で35mmフィルム上映でした。とにかく椅子が座り心地が悪かったのを覚えています。2回目は同じく2001年に某シネコンの35mmフィルム上映をスクリーンで観ています。とにかくこれが1968年に製作されたとは思えない特撮の凄さに圧倒されました。
そして3回目となるIMAXデジタル上映は、無理をして遠征して日本で唯一の4K上映となる、IMAX次世代レーザーで観ることにしました。せっかく観るなら、日本で70mm上映の次にベストとなる上映で。
今回の上映は70mm上映と同じく前奏、休憩、後奏付きの上映でした。
IMAXのトレーラーはIMAX Pre-Show Intro 2015のみの上映で、本編前のIMAXカウントダウンは無し、予告、本編の上映でした。
IMAXデジタル版の感想は、とにかく大きい画面で見ることが出来て良かった。50年前の映画とはとても思えない。特にトリップシーンでは3D映画でも無いのに、驚くほどの立体感がありました。でもフィルム上映では気にならないであろう、宇宙船などの特撮の粗がデジタル4K上映の大画面だと分かってしまうのが残念、という感じでした。
もうiTunesストアの配信では2001年宇宙の旅の最新版マスターを使用した4K・ドルビービジョンHDR対応版が配信されています。購入1500円というお買い得価格。更にiTunes Extrasの映像特典で「1968年劇場公開版オリジナル音声」も楽しめます。ブルーレイいらずです。デジタル配信版は好きなシーンを選んですぐ観れるのがメリットです。
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