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ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版

[1979年東京ムービー新社・2016年 トムス・エンタテインメント/配給= トムス・エンタテインメント/1時間40分]
シネスコスクリーンにビスタサイズピラーボックス上映/DCP 2K DLP/5.1ch/★★★★(4/5)
◆2014年に上映されたデジタルリマスター版をMX4D版で上映。2200円。2014年に上映されたデジタルリマスター版が東宝シネマズ系列でしか上映がなかったので見る機会がなかったのですが、今回見ることが出来て良かった。映画館で見るのは2008年ぐらいにユナイテッドシネマで行われた35mmフィルムによるリバイバル上映以来2回目です。
映画館で上映されるデジタルリマスター版は『ルパン三世 カリオストロの城 [Blu-ray]』とは違い、音声も5.1ch化されています。
たいていの過去の日本映画は音声マスターを作ったら、音声素材を保存していないので5.1ch化をしようと思っても出来ないのですが、 カリオストロの城は台詞のみの音声素材が発掘されたので5.1ch化が可能になったそうです。(音楽と効果音がミックスされた音声素材は海外の吹替版用に当初から作成されているそうです)。
音声素材を保存していなかった例としては『機動警察パトレイバーTHE MOVIE』『神秘の世界 エルハザード OVA 1stシリーズ』などがあり、台詞のみの音声素材を保存していなかったため、5.1ch化にあたって再アフレコが行われオリジナル音声からするとかなり違和感があるものになってしまいました。
今回のカリオストロの城は5.1ch化と言っても派手なサウンドデザインにはせずに違和感の無い、それでいてクリアーな音響になっていて良かったです(主題歌の『炎のたからもの』の歌声を右chに振ってあるのが謎でしたが)。
この5.1ch化された「カリオストロの城」を大画面で見ることが出来て本当に良かった。

MX4Dの感想ですが、いまいちでした。4DXのモーションを付ける人よりMX4Dのモーションをつける人が下手という定説があるのですが、今回は4DX版が無いので比較はできないのですが、カーチェイスのシーンとか自動車の振動がリアルじゃなかったり、ここでこの動きはないだろうという違和感があるシーンがありました。
まあ、それでも大画面で見ることが出来たので満足度5つ星をつけたいところですが、MX4Dの効果で星1つ減でしょうか。

映画とは関係ないですが、辻真先さんが書いたユーモア小説『小説!!!ルパン三世』とか、辻真先さんの流れを継いで脚本の山崎晴哉さんがユーモア小説に仕立てた『小説ルパン三世 カリオストロの城』とか電子書籍化させませんかねぇ。

小説!!!ルパン三世 (1982年) (集英社文庫―コバルトシリーズ)
辻 真先
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