デジタル上映時代の『シネラマ』 Barco Escape
かつて『シネラマ』というフィルム映写機3台を同期させて巨大スクリーンに投影するというロストテクノロジーがあったそうなのですが(私が生まれる前なので実物は見ていません)
ベルギーのプロジェクターメーカーBarcoが新システムを作りました。
『Barco Escape』という新システムです。
DLPシネマプロジェクター3台で3面マルチスクリーンに投影する方式です。
愛知万博『三菱未来館@earthもしも月がなかったら』のIFXシアターの簡略版と言ったところでしょうか。
日本にはありませんが、もう既に映画『メイズ・ランナー』の一部シーンがこのシステムで上映されたそうです。
3Dメガネが苦手な人にとっては、2D映画で凄い臨場感が味わえるシステムでしょう
Barco Escapeのプロモーションビデオ
Barco Escape from BarcoDigitalCinema on Vimeo.
これからは家庭では再現出来ない、こういうシステムを入れないと映画館は生き残れない時代になってきました。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター』をIMAXレーザーとドルビーシネマで見比べたかった。(2023.02.23)
- 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』をIMAXレーザーとドルビーシネマで見比べた(2022.12.25)
- 映画『RRR』のサントラが日本のAppleMusicにないので(2022.11.28)
- 額縁上映となる可能性が高い日本アニメ映画のIMAX上映はオススメできない(2022.10.06)
- 『秒速5センチメートル』IMAXレーザー版を観に行ったら額縁上映でガッカリ(2022.10.02)