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THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦(押井守)

[2015年東北新社・松竹/配給=松竹/1時間34分]
ビスタスクリーン下方にシネスコサイズ上映/DCP 2K DLP/5.1ch/★(1/5)

押井守監督の実写映画に名作無しの法則があるので、相当期待値を下げていったのですが、更にそれを下回る出来でした。
劇場版パトレイバー2を見ていない一見さんお断りの内容で、やっている内容がパトレイバー2の劣化コピーというかセルフパロディというか、とにかく実写ドラマでやる意味がない映画になっています。
この映画がダメだろうと予想している皆さん。予想通りダメな映画ですので、パトレイバー2をレンタルDVDかバンダイチャンネルで見た方が楽しいですよ。

アニメ版パトレイバーをほぼ全話見ている(実写版は1話も見ていない)私にとっては、とにかく見ていて予算の無さというか日本映画の貧しさが伝わってきて、とにかくつらかった。
とにかくダメだったのが、パトレイバー2はアニメ映画なのに非常に緊迫感がある映画なのですが、実写版では、全く緊迫感が伝わってこないことです。状況を伝える文化放送のニュースの音声を入れるとか、電波妨害をかけるとか、とにかくそういう表現がもっと必要でした。
字幕も、手書き風フォント使用でしたが丸文字っぽいフォントでいまいちでした。丸文字っぽい手書き風フォント使うよりも、パトレイバー2みたいなゴシック体の方が良かったのでは。
あと、オープニング。オープニングでカッコイイ映像と音楽を流せば満足度が上がったと思うのですがオープニングなしなのも良くなかったですね。
4Kデジタル撮影で合成のシーンの合成っぽさが画面に出てしまっている上に、そんなにシネスコの画角を生かしたシーンが無い、その上シネコンではスクリーンサイズ調整をしないので、画面の上方に黒浮きのスクリーンで上映だと、とにかく画面が貧弱に見えるんですよね。
デジタル上映でフィルムを焼いていないはずなのに、ドルビーフィルムコンサルタントのクレジットがありました。フィルム焼いていないはずなのに、アトモスだからでしょうか。まあ、この内容ならわざわざ遠征してアトモスで見る必要性はないと思いました。

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