日本最東端のプラネタリウム『厚岸町海事記念館』
JR北海道 根室本線 厚岸駅から厚岸町役場方面へ歩いて行くと、日本最東端のプラネタリウムが設置されている厚岸町海事記念館があります。
駅前には駅弁「かきめし弁当」で有名な氏家待合所があります。
地方都市にはよくあることですが商店街はシャッターが閉まっている店が多かったのですが、元気に営業している電気屋さんがありました。
厚岸町海事記念館の入場料はプラネタリウム鑑賞料込みで210円と格安。
入口で「プラネタリウム見ますか?」と聞かれたので、プラネタリウム見る人はプラネタリウム見に来ましたと必ず言っておきましょう。言わないとプラネタリウム上映されない可能性があります。
1階は海事記念館のメイン展示物である漁業関係の貴重な展示物があります。2階にはプラネタリウムとミニ科学体験コーナーがあります。
『雷さんを落そう』というシュールな展示がたまりません。難しい記憶力テストもあります。
プラネタリウムのしくみの展示がシンプルな内容ながら、必要な要素は全て盛り込まれていて素晴らしい。
プラネタリウムは五藤光学研究所のGX-T。直径10メートルの水平式ドームのプラネタリウムです。
最近の1球しかないプラネタリウムとは違った、メカらしさがたまりません。
スカイライン投影機による風景が素晴らしい。デジタルの風景よりもスライドフィルムの方が良いです。
2014-2015の冬プラネタリウムの内容は、子供向け番組「冬の星座めぐり ~牡牛座物語~」か、一般向け番組「冬の星座探検!」のどちらかが上映されます。
行った日は、私ひとりの貸し切り状態でしたので「冬の星座探検!」が上映されました。冬の大三角、オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ふたご座、ぎょしゃ座、おうし座などの紹介でした。
録音したナレーションに合わせて職員の方が手動でプラネタリウムやポインター、星座投影機を操作する厚岸町海事記念館オリジナルの番組でした。最近のデジタルの星座投影機だと星座を映すとプロジェクターから漏れる光で周りの星が消えてしまう事が多いのですが、アナログの星座投影機だと美しい星空のままで星座が投影される所が良かったです。テロップは三管式プロジェクターで投影でした。
約20分と短いプラネタリウムですが、内容はシンプルで素晴らしかった。これこそが(昔ながらの)プラネタリウムだよという感じでした。
帰りに厚岸味覚ターミナル コンキリエに行ったら12月最終の日曜日なのに、年末年始休業で営業していませんでした(泣)。
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