音の仲間の血が騒ぐ『FMレコパル2014』を買った
皆さん『音の仲間』という言葉をご存じでしょうか?
小学館が発行していた雑誌『FMレコパル』『サウンドレコパル』で使われていた、読者の事を言う単語です。
レコパルを直訳すると録音仲間になりそうなのですが、『音の仲間』というのが絶妙な表現だなぁと思います。
あまりFMを聞いていなかったので『FMレコパル』を買った事は無かったのですが、『サウンドレコパル』を一時期愛読していました。
『サウンドレコパル』はオーディオヴィジュアル情報誌で、現在発行されている雑誌では音元出版の『AVレビュー』、ステレオサウンドの『月刊HiVi』の先輩に当たる雑誌になります。月刊誌から季刊に移行して、その後廃刊となりました。
特にサウンドレコパル1990年8月号は、ドルビー研究所まで取材に行った『日米総力特集!ドルビーって何だ!?』という、カセットテープに使うドルビーノイズリダクション(DOLBY NR)、当時最新の音響システムだったドルビーステレオSR、ドルビーサラウンドプロロジックの仕組みの解説という、ドルビーという単語は知っているけど、仕組みを知りたいという人向けの解説までしている特集は貴重で、今でも持っています。
サウンドレコパル1990年8月号は定価500円(本体485円)消費税3%、FMレコパル2014は定価680円(本体630円)消費税8%
amazonの『FMレコパル2014 (DIME12月号増刊)』のレビューを読んでみると、評価が悪いですが、小学館魂としてオーディオ情熱コミックの新作を入れたのは評価できると思います。
欲を言えばレコパルライブコミックは再掲ではなく、新作を作って欲しかった。あと、サウンドレコパル派としては、AVマインド・コミックも入れて欲しかった(笑)。極論を言えばコミックが入っているのがレコパル最大の特徴だったと言っても過言ではないと思います。
ちなみにサウンドレコパル1990年8月号のオーディオ情熱コミックは『音の魔術師 レイ・ドルビー物語』でした。電子書籍で復刻すれば需要があると思うのですが、いかがでしょうか。
サウンドレコパル1990年8月号のAVマインドコミック『BS(ビーチサイド)ビーナス』を書いている蝦名いくおさんが、何とFMレコパル2014のオーディオ情熱コミックの作画をされていました。
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