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全く『ルパン三世』にする必要性を感じなかった

なぜか無料券があったので、実写版『ルパン三世』を見に行きました。
万が一誰かから『ルパン三世』の無料券をもらったとしても、この映画泥棒の見所は、冒頭の映画泥棒で映画泥棒を見たら退出することをオススメします。
そうしないと2時間13分もの人生を無駄に盗まれます。間違ってもひどい映画だと言うのを確認しに行ってはいけません。見に行くと後悔することになります。

次の見所は東宝マークの次に『TBS』と表示されるところで、日本テレビの映画じゃ無いというところに驚かされます。更に『KADOKAWA』と表示され角川書店が何故ルパン三世を?という感じになります。

本編はとにかくストーリー、脚本がひどいの一言に尽きます。
このストーリー展開なら全く『ルパン三世』にする必要性を感じませんでした。
プロデューサーや監督がやりたかったのは、最初はルパン三世だったのかもしれませんけど、いつのまにか『ミニミニ大作戦 Italian Job (2003)』や『オーシャンズ11』のような、おしゃれチーム泥棒物映画(ケイパームービー)を作るのが目的になってしまった感があります。
この映画を見るよりも元ネタとなった『ミニミニ大作戦 Italian Job (2003)』や『オーシャンズ11』をレンタルDVDで見た方が、はるかに面白いしカッコイイ。
とりあえず無駄なシーンが多すぎるので、例えば石川五ェ門はストーリー展開上はいなくても問題無いので、石川五ェ門の登場シーンを全部カットするとか、無駄な長回しをカットするとかして1時間30分の短縮版にするべきでしょう。と、いうかテレビ放送される時は2時間枠で、本編は1時間30分以下にカットされるでしょうから、どうしても見たい方は、放送されるまで待ちましょう。

実写版映画をすぐにやめて、『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を上映してほしい。

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