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感想『スターリーテイルズ~星座は時をこえて』 3・4回目(秋田ふるさと村プラネタリウム)

秋田ふるさと村プラネタリウムが老朽化した機器をリニューアルしたとのことで見に行きました。


改修期間中のポスター


改修期間中はミニドームでミニプラネタリウムが上映されていました


ミニドームの機器はコニカミノルタのメディアグローブ2。スピーカーはタイムドメインのスピーカー?


工事は『秋田ふるさと村プラネタリウム改修業務委託』という名称で行われたっぽいです。



改修後はこうなりました。
ガラス張りの映写室は見えなくなってしまいました。そこにあったビクターアークス社製のビクトリュームという70mm8Pフィルムの全天周映写機は撤去されてしまいました。ビクターアークスのビクトリュームなどと言う独自規格のフィルム映写機を購入したばっかりに全天周映写機がまったく活用されなかったのは残念でなりません。ビクトリュームではなくオムニマックス(IMAXドーム)を導入していれば豊富なIMAXフィルムの上映が出来て良かったのにと今さらながら思ってしまいます。


ちなみに改修後も外観は変わらずです。スクリーンの張り替えもされていないようでした。


従来からある惑星投影機や三管式プロジェクター、レーザースキャンは撤去されていました。


インフィニウムαをオーバーホールし、全天周デジタル映像投影装置SUPER MEDIAGLOBE II 4Kが設置してありました。秋田ふるさと村のSUPER MEDIAGLOBE II 4Kは4Kプロジェクターを2台利用するシステムになります。インフィニウムαとSUPER MEDIAGLOBE II 4Kを組み合わせたジェミニスターIIIシステムとなります。


(監督:KAGAYA)
[2011年KAGAYA studio/約28分]
1回目=2011年8月12日/札幌市青少年科学館プラネタリウム/18m水平式ドーム(五藤光学GSS-URANUS+コニカミノルタSKYMAX DS)/500円/★
2回目=2012年7月14日/北網圏北見文化センター プラネタリウム/15m水平式ドーム(五藤光学GM 2-AT+リブラHAKONIWAシステム)/550円/★★
3・4回目=2014年5月2・3日/秋田ふるさと村 星空探検館スペーシア/23m傾斜式ドーム(コニカミノルタ SUPER MEDIAGLOBE II 4K)/520円/★★★
◆映像を見た感想ですがSUPER MEDIAGLOBE II 4Kの映像が凄いです。今までに見てきたスターリーテイルズの映像は一体何だったのかと思うほどの綺麗な映像でした。23m傾斜式ドームスクリーンで見るスターリーテイルズと15m水平式ドームで見るスターリーテイルズは全くの別物と言っても過言ではない綺麗さです。この大ドームスクリーンで見ないとスターリーテイルズの神髄が体験できないのだなぁと感じました。
ただ音響がいまいちで音量が低かったのが残念。もうちょっとボリュームを上げて上映してほしかった。
あと、星空解説が無かったのが残念です。生解説が難しいようでしたら、コニカミノルタプラネタリウムの満天で上映されているオートの星空案内を上映すれば良いのにと思ってしまいました。せっかくの光学式プラネタリウムが上映されないのはもったいない。


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