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感想『コクリコ坂から』

コクリコ坂からビジュアルガイド~横浜恋物語~関連本
(監督:宮崎吾朗)
[2011年スタジオジブリほか製作委員会/1時間31分]

1回目=2011年7月18日/WMC釧路2/ビスタ/DOLBY SRD(5.0ch)/1230円(前売)/★★★★★/パンフレット600円
2回目=2011年9月30日/WMC釧路1/ビスタ/DOLBY SRD(5.0ch)/1200円(割引.)/★★★★★
◆原作(コクリコ坂から)未読で観ました。とんでもない映画です。スタジオジブリの開き直りが生んだ奇跡の説教映画の傑作と言えるでしょう。
今回の映画は対象年齢高めです。小学生以下は退屈するので観ない方が良いと思います。背伸びして観るにしても小学校高学年からでしょうか。それよりも自分の両親、祖父母を誘って家族で観に行きましょう。その方が楽しい映画です。この映画を観て私の祖母に当たる年代の人が号泣しているのを聞いて、これは自分の親の感想を聞いてみたいと思いましたから。
宮崎駿の息子の宮崎吾朗監督と言うことで先入観無しには観れませんが、この映画を見てアニメーション映画監督としての才能は確かにあると確認出来ただけでも収穫です。問題は今回のストーリーを組み立てたのが宮崎駿ということと、宮崎駿の後継者が宮崎吾朗であるとしても鈴木敏夫の後継者に当たる人が見当たらないのでスタジオジブリの存続については相変わらず厳しいということです。
さて、内容ですが、これはファンタジー映画で無いとジブリは言っていますが、どこからどう見てもファンタジー映画です。この映画は宮崎駿の(たぶん高畑勲の)夢がつまっています。これはもうファンタジー以外の何者でもありません。夢を理想論と言い換えても良いでしょう。
その宮崎駿の若者向けの説教を、そのまま開き直って絵コンテを切り監督した宮崎吾朗もただ者ではありません。普通の人間なら投げ出しますよ、このシナリオなら。今の日本には徳丸社長のような人物は絶滅してしまいましたしね。
それにしても、徳間書店の徳間康快社長が生きていたら、この映画の感想を聞いてみたいものですね。

(2回目を観て追記)
やはりモブキャラクターが適当すぎるのが気になります。もうちょっとキャラクターデザイン仕事しろという感じです。

オフィシャルサイト:http://www.kokurikozaka.jp/

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