感想『トロン:レガシー』TRON:Legacy An IMAX 3D Experience
2010年12月23日/ユナイテッド・シネマ浦和4/IMAXデジタルシアター/2200円(当日)/★/パンフレット600円
◆ひとことで言うと「レガシー」のタイトルどおり「時代遅れ」の最新3Dですね。つまらなかった。前作『トロン』は子供の頃に観たのでストーリーを覚えていないのですが、ビジュアルのインパクトは覚えています。(トロン:レガシーの公開に合わせて金曜ロードショーか日曜洋画劇場などの地上波で放送してくれれば復習できたのですが、やってくれませんでしたね)
前作から27年後に新作を作るからには、現代という時代を反映したものにしなければ観客の共感は得られないと思うのですが、この映画は全く現代という時代を反映した内容になっていません。大手コンピューター会社のセキュリティが監視モニターと警備員1人って、「いつの時代の映画だよ」「これ本当に2010年に撮影された映画だよな?」と呆れてしまいました。あと前作トロンのシステムがそうだからといって、現代に制作する映画がスタンドアロンのコンピュータの中で展開する物語というのは完全に時代遅れですね。まあタイトルがレガシーですから、そういうものだと言われれば仕方がないのですが、27年前の『トロン』が時代を先取りした志が高い映画なのに対して『トロン:レガシー』は全く時代を先取りする気が無い志の低い映画だと言わざる終えません。続編ではなくネット時代のその先を行く映画を作らなければならなかったのではないでしょうか。
肝心のビジュアルも、特に凄いとは思いませんでしたね。インパクトが無いんですよ。動きも速いので3Dで観ると目が疲れます。
日本公開は3Dのみということで全編3D映画なのかと思ったら、冒頭に2Dで公開するために2D撮影されたシーンがありますというような内容の字幕が出て「金返せ」と思ってしまいましたよ。現実世界が2Dでコンピュータの中が3Dですので、全編3Dメガネをかけて観るように指示されますが、2Dシーンではメガネを外して観た方が目が疲れなくて良いです。
あとIMAXデジタルシアターでは上映時間の内43分間がスコープサイズよりも画面が広いIMAXデジタルシアターサイズでの上映となるのですがユナイテッド・シネマ浦和4で見た限りでは、効果が全く感じられませんでしたので、近所の映画館がRealD方式かマスターイメージ3D方式での上映ならわざわざIMAXデジタルシアターまで遠征しなくても良いと思います。ただ3D料金値上げで、RealD方式・マスターイメージ3D方式でもIMAXデジタルシアターと同じ当日料金2200円となってしまったので、同じ2200円払うならIMAXデジタルシアターの方がお買い得というのも確かです。
まあ2200円払ってこの映画を観るぐらいならレンタルDVD代100円でGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊を観た方が1億倍は楽しめますが。
オフィシャルサイト(日本):http://www.disney.co.jp/tron/
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