ショック、映画監督の今敏さん死去
「千年女優」「パプリカ」アニメ映画監督の今敏さん死去
http://www.asahi.com/showbiz/manga/TKY201008250233.html
「千年女優」「パプリカ」など芸術的な作風で知られ、海外の評価も高いアニメーション映画監督の今敏(こん・さとし)さんが、24日午前6時20分、すい臓がんのため死去した。46歳だった。葬儀は近親者のみで行う。
1985年、武蔵野美大在学中に「虜—とりこ—」でちばてつや賞を受け、マンガ家としてデビュー。アニメにも進出し、97年に「パーフェクトブルー」でアニメ映画を初監督した。
第2作の「千年女優」(02年)が、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞して注目を集めた。同作は、米国の配給会社ドリームワークスによって世界配給された。「東京ゴッドファーザーズ」(03年)に次いで製作された06年の「パプリカ」は、筒井康隆の小説が原作。ベネチア国際映画祭のコンペ部門に出品された。
現実と虚構の関係を主なテーマにし、細密な画風と叙情的な物語が特徴で、宮崎駿や押井守の次世代を担う日本アニメ界の気鋭として期待されていた。新作「夢みる機械」を準備中だった。
映画監督の今敏さんが亡くなられました。ショックです。
また一つ生きる楽しみが無くなってしまいました。
今敏作品との出会いは1995年公開の映画『MEMORIES』の「彼女の想いで」からで、初監督作品である『PERFECT BLUE』ではピンと来なかったのですが、次作の『千年女優』にはやられました。あまりの面白さに映画館へ5回も観に行ってしまい、DVD-BOXも購入しました。
真の意味でのオリジナルアニメーションを作れる数少ない監督であったために46歳での急逝が惜しまれます。年齢的にあと10本ぐらいは映画を作れると思えるので残念でたまりません。
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