(新)仙台市天文台プラネタリウムへ行ってきました
7月1日にオープンした(新)仙台市天文台へ行ってきました。もっと早くに行きたかったのですが混雑していると聞いて敬遠していたのです。
郊外へ移転して大変不便になった仙台市天文台まで仙台駅前から愛子観光バスの路線バスで行きました。片道600円です。愛子駅からのバスも本数が少ない上にJRとは接続が悪いので、事実上これしか公共交通機関を使用した交通手段はないようです。あとは、愛子駅から徒歩30分ぐらいという手もありますが。
9:20頃着いたのですが、チケットを購入するのに20人ほどの行列が出来ていました。まだまだ混雑しているようです。
プラネタリウムの番組が変わったら、もう1回ぐらいは来るだろうということで年間パスポート(3000円)を購入しました。展示室への入場料が600円(正直、高いと思います。300円ぐらいが妥当では)、プラネタリウムの鑑賞が600円、セット券が1000円。今日はプラネタリウム番組を3本見るので今日だけで2200円分使うことができました。
仙台市天文台プラネタリウム
・25m水平式ドーム
・280席(座席に回答用ボタン有り)
・五藤光学ハイブリッド・プラネタリウム CHIRON+VIRTUARIUM II
・PFI事業で運営(プラネタリウムの運営は五藤光学研究所)
プラネタリウム中央にある一球式の投影機「ケイロン」1000万個以上の星空を投影できます。星空は素晴らしいの一言。ただ400万個以上の星空を投影できるメガスターIIの方がよりクリアーな星空のような感じがしました。
驚いたのがバーチャリウムIIの後方左プロジェクター。スクリーンに埋まっています。前方右のプロジェクターはスクリーン下にありました。バーチャリウムIIのプロジェクターはその2台しかありませんでした。係員に尋ねたのですが方式は分かりませんでした。
水平式で25mドームスクリーンのプラネタリウムは日本最大とのことですが、このクラスのプラネタリウムは傾斜式の方が見やすいですね。
写真が暗くてよく分からないと思いますが全席リクライニングシートです。座席の右肘掛けにはクイズ回答用のテンキーが付いています。ただ3択問題にしか使わないのなら3つボタンにした方が良かったと思うのですが、汎用品を使っているからテンキーなのでしょうね。
『スター・オブ・ファラオ』Stars of the Pharaohs
[2003年米国(E&S)・日本語版製作2008年五藤光学]★★
◆10:00〜の回を見ました。アメリカEvans&Sutherland社が2003年に製作したDigistar3用プログラムの翻訳版です。ナレーションは今井美樹でした。
古代エジプトの歴史に興味がない私にとって、内容はちょっといまいちですね。CGの画面は迫力があるのですが、酔いそうなカメラワークを多用しているので。
『仮面ライダーキバ&電王 デンライナー宇宙へ!』
[2008年東映・五藤光学]★
◆11:30〜の回を見ました。まあ暇つぶしに見たので期待はしていませんでしたが子供向けのプラネタリウムですね。画面の迫力を重視しているようで、宇宙の解説は二の次という感じでした。
星空ライブ 「『かぐや』、月へ行く」★★
◆13:00〜の回を見ました。プラネタリウムの生解説番組です。月周回衛星「かぐや」の解説や、月から見える星空、秋の星座の解説などでした。バーチャリウムIIの迫力がある映像もありました。
混雑状況ですが13:54でプラネタリウムのチケットは売り切れました。参考までに書いておくと
10:00の回 9:45売り切れ
11:30の回 11:00売り切れ
13:00の回 11:30売り切れ
14:30の回 12:26売り切れ
16:00の回 13:54売り切れ
でした。
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