« 2007年10月 | トップページ | 2008年1月 »

感想『宙を描くもの』(仙台市こども宇宙館プラネタリウム)

仙台市こども宇宙館 宇宙劇場
・224席
・20m傾斜型ドーム
プラネタリウム: 五藤光学研究所 GSS II
全天周映画: 五藤光学研究所ASTROVISION70(70mm10P)
仙台市営地下鉄の泉中央駅から徒歩3分のところにある仙台市こども宇宙館のプラネタリウムです。
1・2階が図書館、3階が宇宙館の展示室、4階がプラネタリウムになっています。展示室とプラネタリウムは完全に分かれていますのでプラネタリウムだけ観るのに宇宙館の入館料は必要ありません。プラネタリウムとアストロビジョン(全天周映画)は各500円で両方鑑賞すると1000円です。
プラネタリウムは傾斜型ドームスクリーンでスタジアムシートですので見やすいタイプです。

『宙(そら)を描(えが)くもの』
2007年11月23日/仙台市こども宇宙館宇宙劇場/20m傾斜式ドーム(五藤光学 GSS II+ASTROVISION70)/★★★★★
◆2007年12月27日に閉館する仙台市こども宇宙館宇宙劇場プラネタリウムのラスト番組です。最初の約12分は秋・冬の星座の解説のオート投影。その後に『宙を描くもの』という構成でした。『宙を描くもの』とはプラネタリウムの投影機のことで仙台市こども宇宙館宇宙劇場のプラネタリウムの機器がどんな性能を持っているのか、どういうことが出来るのかというのを解説した番組です。プラネタリウムファンなら1回は観ておくべき番組と言えるでしょう。
この番組を見て初めてGSS IIが宇宙型プラネタリウムであることを知りました。宇宙型というのは地球以外から見た星空を再現する機能のことです。土星から見た星空や太陽系の惑星軌道の再現など通常のプラネタリウムでは使われることがない機能が紹介され、普段のプラネタリウムって高い機材入れているのに機能を活用していないことがよく分かる内容でした。その他にもスカイライン投影機、スライド投影機、ASTROVISION70、XYズーム投影機などの機能が紹介されました。圧巻だったのは50台以上ある(正確な台数を忘れました)スライド投影機を全て使用してみたり、全ての機械を使って銀河系旅行するシーンでした。
2008年にケイロン・ハイブリッドプラネタリウムを導入した新仙台市天文台が開設されるまでの約半年の間、仙台市にはプラネタリウムが無いことになります。新仙台市天文台オープンまで仙台市こども宇宙館宇宙劇場は営業を続ければ良かったのにもったいないです。

| | トラックバック (0)

感想『宇宙エレベータ〜科学者の夢みる未来〜』

[2007年日本科学未来館・ウォーク・エッグボックス・シブヤテレビジョン/約32分]

続きを読む "感想『宇宙エレベータ〜科学者の夢みる未来〜』"

| | トラックバック (0)

感想『仙台市天文台物語〜52年間、ありがとう〜』(仙台市天文台プラネタリウム)

Sendaia0
2007年11月11日/仙台市天文台プラネタリウム/16m水平式ドーム(五藤光学 GM II-SPACE)/★★★
Sendaia1Sendaia2
◆11月25日で閉館する仙台市天文台プラネタリウムへ行ってきました。16m水平式ドームに同心円状に並べられたリクライニングシート(200席)という昔ながらのプラネタリウムでした。
番組は本日の星空の生解説+オート投影番組『仙台市天文台物語〜52年間、ありがとう〜』ラスト番組にふさわしい仙台市天文台の歴史を振り返る内容でした。同心円状の座席配列なのに投影する方向は南方向のみなので、南に座った人はたいへん見づらい番組なのが欠点です
2008年7月にはPFI事業で運営される新天文台が郊外にオープンするそうですが、PFIで果たして上手く運営されるのか、どうか疑問です。

オフィシャルサイト:http://www.astro.sendai-c.ed.jp/

| | トラックバック (0)

感想『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

(監督:山崎貴)
[2007年NTV・ROBOT・白組ほか製作委員会/2時間26分]

続きを読む "感想『ALWAYS 続・三丁目の夕日』"

| | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2008年1月 »