« 「七夕絵どうろうまつり」へ行く | トップページ | 感想『トランスフォーマー』TRANSFORMERS »

感想『河童のクゥと夏休み』

(監督:原恵一)
[2007年シンエイ動画ほか製作委員会/2時間18分]
2007年8月7日/ルミエール秋田5/ビスタ/DOLBY SRD-EX/★★★★★/パンフレット600円
◆久しぶりに、良いアニメ映画を観ました。ただ期待しすぎて行くと裏切られるタイプの映画かもしれませんので「なるべく期待しないで」(でも良いアニメ映画なので)映画館の大スクリーンで観て下さい。興行成績が悪いのかシネコンでの上映回数がかなり減っています。近くのシネコンで観ることが出来る方は観るのであれば今のうちです。テレビ朝日が製作委員会に入っていますが、長尺のため地上波でのノーカット放送はNHKでも無い限り不可能な情勢です。なるべく映画館で観て下さい。原恵一監督には、まだまだアニメ映画を作ってもらいたいので・・・
映画版クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の原恵一監督の最新作です。この2本の映画に感動した方なら必見の映画と言えるでしょう(しつこいようですが、あまり期待しないで観て下さい)。
原作の「かっぱ大さわぎ」「かっぱびっくり旅」(絶版、今では「河童のクゥと夏休み」のタイトルで再版されています)は未読で観ました。最近のテンポが早いアニメに慣れてしまったので、最初のストーリー展開がちょっとまだるい感じがしましたが、丁寧な日常描写に感動しました。 最近の子供向けアニメ映画で、ここまで丁寧に日常描写をしたものは無いのではないでしょうか。美術も良いです。ちょっと難があるのがストーリー展開です。上映時間2時間18分というのを含めてもうちょっとストーリーを工夫する余地があったように感じました(小さい子はトイレが我慢できずにクライマックスでトイレに行ってしまいました。もったいない)。ただ、欠点があるストーリー展開のために、この映画を観ないのは惜しい「何か」がこの映画にはあります。日本のアニメ界発展のためには、こういう映画こそヒットして貰わないと将来がありません。いやホントに。
あと、声優に子役とタレントを使った件ですが今回に限っては全く違和感無く観ることができました。原恵一監督のキャスティングが良かったのでしょうか。あと、クレヨンしんちゃんシリーズを観ている人にとっては嬉しい声優のゲスト出演もあります。

オフィシャルサイト:http://www.kappa-coo.com/

|

映画・テレビ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/973/16041294

この記事へのトラックバック一覧です: 感想『河童のクゥと夏休み』:

» 【映画】『河童のクゥと夏休み』21世紀日本映画の最高傑作 [Badlands 映画・演劇・音楽レビュー]
[続きを読む]

受信: 2007.08.17 14:01