川崎市青少年科学館のプラネタリウムMEGASTAR-IIを観に行ってきました。
JR南部線登戸駅から小田急線へ乗換、向ヶ丘遊園駅から歩いて15分です。小田急線の登戸駅から向ヶ丘遊園の間は距離が短いのでJRで行く人は登戸駅から歩いていった方が良いかもしれません。帰りは登戸駅まで歩きました。
平日は午後3時から1回のみの上映です。到着してから、ちょっと暇がありましたので隣の川崎市青少年科学館を見学。入場料が無料です。天体観測室が解放されていて、望遠鏡で太陽のプロミネンスを見ることができました。
そして別棟のプラネタリウムへ。入場料は200円です。安い。
川崎市青少年科学館プラネタリウム 2007年3月の投影「まぼろしの星座」
2007年3月13日/川崎市青少年科学館プラネタリウム/直径16mドーム(五藤光学GM II-16-T型+MEGASTAR-II Phoenix)/★★★★
1971年8月14日開館のプラネタリウムで館内は老朽化していて、スクリーンもちょっと汚れています(上映には全く支障ありません)。プラネタリウム装置を中心に同心円状に座席(238席)が配列されている昔ながらのプラネタリウムです。
中心には五藤光学GM II-16-T型とメガスター2があります。比較してみると410万個もの星を映し出せるメガスター2の小ささには驚かされます。
約45分間の投影で全て解説員の生解説によるライブ投影です。日没の様子から始まり最初はGM II-16-T型の投影で途中からメガスター2に切り替わります。メガスター2の星空を堪能できるように双眼鏡を貸してくれます。双眼鏡の使い方の解説がありますので上映開始10分前までには入場しておきましょう。
感想はやはりメガスター2は凄い。旧型のプラネタリウム装置と格段に違う星の数に圧倒されます。メガスター2でもタイプが違い前に体験した日本橋HD DVDプラネタリウムのものは約500万個で、川崎市青少年科学館のものは約410万個とちょっと少ないのですが凄いです。約90万個の違いといっても7等星以下の暗い星の数の違いなので差が分からないだろうと思っていたのですが、差が分かるものなのですね。参りました。わずかな差ですが気になる方は見比べることをおすすめします。
生解説の内容は「まぼろしの星座」ということで、科学者の国際会議で整理されて無くなってしまった星座についての解説でした。正直、興味がないものでしたので解説はあまり楽しめませんでした。
最後にはGM II-16-T型の投影に戻り、メガスター2より格段に星の数が少なくなったのにがっかりして日の出で終了です。
ちょっと場所が不便な場所にあるので行きづらいプラネタリウムですが、川崎市立の施設ということで、わずか200円の入場料で圧倒的な星空を体験できますのでおすすめです。
オフィシャルサイト:http://www.nature-kawasaki.jp/