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本『映画興行師』

久しぶりに面白い本を読んだので紹介します。映画興行師
[著]前田幸恒[聞き書き]塩野米松)という本です。
東宝関西興行・前田幸恒さんの映画興行師(映画館支配人)としての半生を聞き書きしたもので、映画館で働こうと思っている人は読んでみてはいかがでしょうか。
ちょっと高いですが、下手な映画1本見るより読み応えがあって面白いですよ。
昭和30年代の映画館の様子から始まって、ワーナーマイカルが出来た平成6年頃までの地方都市の映画館経営の実態を知ることが出来ます。
読み始めると、映画興行というのは、やはり裏の世界とのつながりがあるのだなとか、映画館の経営を安定させるためにラーメン・うどん・たこ焼き・かき氷を作って売るなど想像もつかない映画館経営の実態が出てきます。とても東宝の映画館とは思えません。
さらに、映画館に人が来なくなったら、フィルムと映写機を持って移動上映(公民館などでの上映会)をするなどバイタリティーにあふれた仕事ぶりで、下手なビジネス書を読むよりも仕事の参考になると思います。
映画興行師

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コメント

これは僕も出版された直後に読みました。映画興行という世界の泥臭さを、存分に書ききった痛快作だと思います。ただシネコンなどが台頭している今とは、いささか様子が違うのかもしれませんけれどね。でも面白い本であることは間違いありません。

投稿: 服部弘一郎 | 2004.09.11 20:23

>服部弘一郎さん
コメントありがとうございます。
確かに現代のシネコン時代とは映画館の様子がちがいますね。
でも、映画のチケットよりも売店で飲食物を売るのに力を入れているのを見ると、この本に書かれていた昔も今も変わらないなぁと変な感心してしまいました。

投稿: N氏 | 2004.09.11 22:11

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